現代医療の限界①
現代医療に限界を感じたことのある人は少なくないと思う。
今回は私が実体験で感じたことの記録を残しておこうと思う。
もちろん、日本の医療も日々進化していると思うし、研究者達は夜も眠らずに私達日本人のために研究を重ねてくれている。
医療従事者は持てる知識を最大限に活かして活動してくれている。
もちろん、感謝している。
ただ、今現在の限界を感じただけで
少しでも私の体験を発信していくことで、
何かが変わっていって欲しいと願っています。
最初に断っておくと
これは沖縄に住んでいる私の体験で
自分の県はそんなんではない!
と思う方もいると思うので、一つの体験ということで参考にして欲しいと思います。
医療に限界を感じた3つのこと
- 総合的に病気を見ることのできる病院が少なく患者がたらい回しになること、さらに、たらいの先にたらいがないことがあること
- 多くの治療が対処療法であり、原因の根本の治療ではないこと
- 重金属や化学物質が病気の原因にもなるということを受け入れていないこと
私が原因不明の症状が出た時に最初に思ったことが
「これ何科に行けばよいの??」
多くの人が最初につまずくこと。
もちろん、持病があってかかりつけの病院がある場合はそこに相談するのだと思うのですが
普段健康だった人がいざ病気になると
どの病院に行ってよいのか分からないのです。
私の場合、アトピーの全身症状があったのですが、皮膚科ではなさそうな全身の痛み、しびれ、感覚マヒなどがあったので、
皮膚科ではなく内科に相談にいきました。
内科の先生は、できる範囲の検査をしてくれたのですが、原因もわからないし、症状が悪くなってきたので、皮膚科を紹介されました。
皮膚科でもわからないと言われて対処療法のステロイド、抗ヒスタミン治療でした。
それでもよくならないので、膠原病やリウマチ科がある病院を紹介されました。
そこでも原因がわからず
「先生何科にいけばよいのですか?」
と聞いたら
「主治医と相談して一つ一つ検査してみてください」
と、いわれました。
内科に戻ると、やっぱり
「皮膚科でステロイド治療をがんばって」と言われ、心療内科を紹介され、心療内科で漢方医、漢方医から、脳外科…
「これが、たらい回しということなんだ!」
と、現在の医療に限界を感じました。
そして、自分で検査キットを取り寄せたりして原因を突き止めて、
「あー!これで治る!病院で治療をしてもらおう!」
と、思って行った最初の内科の先生に
「自分で原因を突き止めて、あなたは自分の名医ですね!」
と、誉めてもらえたものの
「うちの病院ではその治療はできないので県立病院を紹介しましょう」
ということになったのだが、次の日に電話がかかってきて
「○○病院では受け入れてもらえなかったので違う病院探しますね。」
と、連絡がきたのです。
もう一つの病院も断られてしまい、
最終的に、沖縄で一番大きい大学病院にも断られてしまったのです。
沖縄ではどこも受け入れてもらえないと、分かるまでに、分かるまでにだけで2週間かかりました。
たらい回しにされて最後のたらいがなかった…
笑
「こんなこと、あるの!?」と
一時間くらいは泣いたと思います。
でも、一生懸命、紹介先を探してくれた先生や事務の方のこと
それから、受け入れたくても、受け入れる体制がなくて断るしかなかった病院の医療従事者の方のことを考えたら、
「誰も悪くない。悪いのはシステムがないこと。」
と、思えて、悲しみは止まりました。
「ないなら、自分で治すしかない。」
と、心に決めて自分でできる治療方法を調べはじめました。
これが、私が自分が病気になって感じた
現在の医療の限界の一つです。
現在の医療といっても沖縄の現状なので、他の県は違うかもしれませんが
同じようなことが日本では多く起きているような気がしました。
私は
「自分でなんとかしよう!」と
思えたから良かったのですが、
病気中は誰しも気持ちも弱くなっています。
そんな辛い時に助けてもらえる場所も人もいない人が路頭に迷うことがない世の中になって欲しいと願います!
②につづく
今日も読んでくれてありがとうございます☆